イベントの概要と目的
GMOインターネットグループ株式会社が主催するエンジニア・クリエイター向けカンファレンス「GMO Developers Day 2023」をGMOグローバルスタジオから2日間にわたってライブ配信しました。
イベント概要
イベント | GMO Developers Day 2023 |
利用会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
会場 | GMOグローバルスタジオ WORLD STUDIO |
開催日時 | 2023年12月5日(火)~6日(水) |
配信形態 | YouTube Live にて全世界へライブ配信 |
4年目の開催となる2023年はGMOグローバルスタジオから YouTube Live を通じて全世界へライブ配信しました。
「Re imagination – 新たな可能性の追求」をコンセンプトにAI、セキュリティ、エンジニアなどの分野における課題やイノベーションを紹介しました。
イベント目的
「GMO Developers Day 2023」の主な目的は、最先端のテクノロジーとクリエイティブな発想を通じて、新たな可能性を探求し共有することです。
各分野における最新のトレンドや課題について幅広くセッションが展開されました。
GMOインターネットグループが取り組んでいる新しい挑戦や技術についても紹介され、エンジニアやクリエイターにとって、有益なカンファレンスになりました。
イベントレポート
7種類のXRバーチャルセットを活用
「GMO Developers Day 2023」は全32セッション、総ライブ配信時間は18時間にわたるイベントでした。
視聴者を飽きさせないために、セッションのテーマに合わせて複数のXRバーチャルセットを使い分けました。
結果として、XRバーチャルセットを7種類準備し、セッションごとに使い分けることで、変化のある画作りを実現しました。
これらのXRバーチャルセットには、「GMO Developers Day 2023」のキービジュアルを挿入したほか、GMOインターネットグループのロゴを配置するなど、オリジナリティに溢れたものになりました。
AIを扱う特別セッションにおいては、AIで生成した画像をもとにオリジナルのXRバーチャルセットを制作しました。
出演者に負担をかけない演出
一部のセッションにおいてはXRバーチャルセットとARビジュアルエフェクトを融合させた登場演出を採用しました。
従来このような演出では、出演者に事前に動きの共有・指導をする必要があるため、準備に時間や負担がかかるケースが多いです。
特に、カンファレンスイベントのように多くの出演者がいる場合はより一層これらの準備が負担となります。
そこで今回は、出演者に求める動きは最小限にとどめた上で、視覚効果が最大化されるように調整しました。
合図に合わせて数歩前に出るだけで、壁の向こう側から出てきたような演出となります。
出演者へ負担をかけることなく、目新しい映像演出を取り入れることに成功しました。
LEDならでは 資料を見ながらのプレゼン
配信会場の WORLD STUDIO には壁面と床面に約500インチのLEDディスプレイを常設しています。
クロマキー合成スタジオとは異なり、出演者の背面に設置されたLEDディスプレイに資料を投影し、XRバーチャルスタジオ合成を行うため、出演者はLEDディスプレイに映る資料を直接見ながらプレゼンを進めることができます。
これにより、クロマキー合成ではできない『視聴者と出演者が同じ資料を見ている状態』を作り出すことができ、結果的として説得力のあるプレゼンを実現することができます。
長時間イベントを実現する運営・技術力
「GMO Developers Day 2023」は約18時間にわたる長時間のライブ配信イベントとなりました。
セッションの間隔は短いもので約5分、素早い転換が必要となりましたが、GMOグローバルスタジオの運営・技術力でこの長時間のライブ配信を成功に導くことができました。
ライブ配信のアーカイブを公開しています
ライブ配信のアーカイブは以下よりどなたでもご覧いただけます。
まとめ
「GMO Developers Day 2023」は、エンジニア・クリエイターにとって、刺激的な2日間を提供することができました。
GMOグローバルスタジオからの革新的なライブ配信は、視聴者に深い印象を残し、今後の技術革新への期待感を作り上げ、新たな道を切り開く貴重な一歩となりました。
GMOグローバルスタジオでは、「GMO Developers Day 2023」のような、多くの視聴者に向けたカンファレンスイベントの実施も可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。